1996-03-01 第136回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
林政審議会はどういうテーマを今やっておるかというと、御承知のように、森林資源基本計画と重要林産物の長期需給見通しというものについての検討に現在入っております。これは始まりが一九八七年ですから、期限は大体十年と見ますと、去年の夏から審議を始めていますから、今年じゅうには一定の判断が出てくるはずであります。
林政審議会はどういうテーマを今やっておるかというと、御承知のように、森林資源基本計画と重要林産物の長期需給見通しというものについての検討に現在入っております。これは始まりが一九八七年ですから、期限は大体十年と見ますと、去年の夏から審議を始めていますから、今年じゅうには一定の判断が出てくるはずであります。
藩有林から御料林、それから国有林、特に昭和二十二年には林政統一がなされ、新しい林政が始まったわけでありますが、この国有林の経営目的としては、国土の保全や水源の涵養、国民のための保健、休養、観光などに役立たせたり、動植物その他自然保護など森林の持っている公益的機能を最高に発揮させながら、重要林産物の持続的な供給源としてその需要と供給及び価格の安定に貢献し、木材関連産業の振興あるいは地元農山村の住民に対
一、森林資源に関する基本計画及び重要林産物の需給の見通し、ならびに全国森林計画は、わが国林業の状況に照らして再検討するとともに、林業生産活動の拡大、森林資源の充実に努めること。 二、近年における木材需要の動向にかんがみ、国内森林資源の保続培養と国産材の需要拡大のため、消費増進、流通改善、試験研究等の措置の充実に努めること。
それから、先ほど私は若干くどく質問いたしましたけれども、昭和四十八年度に立てた重要林産物の需要供給長期見通しですね、これは現実的にも狂ってきております。これに基づいて立てた全国森林計画も出発の当初からすでに将来が、先がこのとおりいくかどうか心配されるような計画なんです。
これを先般農林大臣が発表いたしました林業基本法第十条「項の規定に基づく森林資源の長期計画、重要林産物の長期需給見通し、いずれもこれは五十年の長期計画になっておるわけですが、この長期計画からいうと、十年後の五十六年には約八千五百万立米、六三%の外材を輸入しなければならぬ。
森林資源に関する基本計画及び重要林産物の需給の長期見通しは、国及び自治体、そして林業団体、山林所有者等の生産と需要の指標となる重要なものでありますが、四十一年四月の基本計画と長期見通しは一年でくずれまして、いま改定作業を進めておられるようですが、いつ明らかにされるのか。また、改定に当たっては、再び一、二年でくずれるような机上プランや期待、願望で組み立ててはならない。
また、煮詰める熱意すらないのじゃないかと疑わざるを得ないのでありますが、そこで、大臣にお伺いいたしますが、大臣がちょうど農林大臣の時代にできたかと思うのでありますが、森林基本法ができまして、その森林基本法に基づいて森林資源に関する基本計画並びに重要林産物需要及び供給に関する長期見通しというのが立てられたわけですね。
記 一、森林資源に関する基本計画及び重要林産物の需給の長期見通しは、国土保全、水資源確保、大気浄化など森林機能の充実と林業生産の飛躍的な拡大ならびに森林資源の充実のための林政の指針としての役割をもつよう改訂するとともに、その実現を期すること。 二、造林不振の現状を克服するため、民有林対策として、造林の拡大と造林内容の充実を図ること。
○長谷川国務大臣 行政努力を怠ったという意味ではないのですけれども、国有林野事業の使命が、その保有する林野について、国土保全その他の公益的機能をさらに有効に確保されるように配慮しながら、その適正な管理経営を行なって、そして、今日までいろいろ話題になってきておる重要林産物の需給及び価格の安定に貢献をして、ともに奥地未開発林の開発等に力を入れて、そして林業の総生産に対する増大をさらに期していきたい、こういうような
それから、木材の生産その他重要林産物の価格安定等でございますが、これにつきましては、先生御承知のように、閣議決定をいただきました長期見通しというものを持っております。それに基づきます森林の基本計画というものを樹立いたしております。
第二に伺いたいのは、林業基本法第十条に公表を定めております森林資源の基本計画と重要林産物の需要長期見通しを、基本法制定後三年目になって、いまだに公表しないことであります。林業は、四十年、五十年周期の長期性を持った産業だけに、この公表がないことは、林業の動向の報告にせよ、林政の動きにせよ、その評価に大きな支障があります。怠慢のそしりを免れません。いつごろ公表するつもりでありますか。
日支事變から續いて太平洋戰爭の窮迫につれまして、食糧の自給自足態勢の必然的要求は、養蠶業に對して極度の衰退を招來いたしまして、一方戰爭目的遂行上林業方面、特に戰爭資材供出のために猪突的猛進を續けてまいつたのでありますが、急速度に山林伐採となりまして、終戰後は復興用材を初め重要林産物増産供出、さらに木材工業の飛躍的發展をみてまいりましたので、今日では赤石山麓に眠る森林資源は總面積二萬三千八百町歩といわれておるのでありますが